チアザアズラノンおよびチアザアズラチオンとマロン酸誘導体との反応

安藤 展広; 大沼 弘志; 中山 重蔵; 佐藤 大

doi:10.11494/kisoyuki.2008.0.17.0

第19回基礎有機化学討論会（第38回構造有機化学討論会・第58回有機反応化学討論会）

セッションID: 1P017

DOI https://doi.org/10.11494/kisoyuki.2008.0.17.0

会議情報

主催: 基礎有機化学討論会組織委員会

共催: 日本化学会, 近畿化学協会, 大阪大学大学院グローバルCOEプログラム「生命環境化学グローバル研究教育拠点」, 有機合成化学協会（協賛）, 日本薬学会（協賛）

ポスター発表

チアザアズラノンおよびチアザアズラチオンとマロン酸誘導体との反応

*安藤展広, 大沼弘志, 中山重蔵, 佐藤大

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キーワード: チアザアズラノン, チアザアズラチオン, マロン酸ジメチル, ヘプタフルベン, 三環性化合物

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抄録

チアザアズラノンとマロン酸ジメチルとの反応から生じる２種の中間体を分離し、各々をDDQで酸化することで、ヘプタフルベン及び三環性化合物を得た。チアザアズラノンとブロモマロン酸ジメチルとの反応では、環縮小した化合物を与えた。チアザアズラノンを硫化して得られるチアザアズラチオンとマロン酸ジメチルとの同様の反応では、ジスルフィドで連結されたヘプタフルベン二量体のみが生成した。

責任著者(Corresponding author)

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