主催: 一般社団法人環境情報科学センター
日本大学大学院生物資源科学研究科
日本大学生物資源科学部
p. 335-338
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三浦半島の砂防堰堤が設置されている小河川において,ツチガエル Rana rugosa 幼生の越冬場所および冬期から春期にかけての成長度合いを把握した。森戸川(800m 区間)を対象に幼生の捕獲調査,環境条件調査を行った。頭胴長・生湿重・後肢の発生割合から冬期はほとんど成長が見られず,春期に急激な成長が確認された。越冬期間は極めて限定的な場所を利用しており,それには砂防堰堤の上流側に形成される土砂堆積面および緩やかな流水環境が関与していた。
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