環境情報科学論文集
Vol.20(第20回環境研究発表会)
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衛星データを用いたスギ・ヒノキ林分布に基づくカメムシによる果樹被害予測マップ作成に関する基礎研究
元森 ひろ子谷川 寛樹山本 秀一
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p. 345-350

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抄録

果樹カメムシ類による果樹への被害が1970年以降全国で発生するようになり、和歌山県でもカキやモモなどの果樹を中心に被害を受けている。本研究では、紀ノ川流域を対象とし、被害の危険度につながる情報をマップ化することにより、生産者等の被害予測に役に立つマップを作成することを目的とする。まず、衛星データから土地被覆分類図を作成し、スギ・ヒノキ林を抽出する。さらに、スギ・ヒノキ林に近い果樹園ほど被害を受けやすいというヒヤリングをもとにスギ・ヒノキ林から等距離線表示することで果樹食害予測に役に立つマップ作成を行った。

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© {2006}(社)環境情報科学センター
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