福島県病害虫防除所
2002 年 2002 巻 53 号 p. 282-284
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2001年の福島県は果樹カメムシ類が多発生となった. 予察灯およびフェロモントラップでは, 1999年, 2000年と比較して非常に多くの誘殺がみられ, また, 病害虫防除所で行っているクサギカメムシの越冬量調査および指標植物による予察調査では, 果樹園への飛来が始まる以前から多発生が予測された. この多発生下で, いわき市において暖地性のツヤアオカメムシが誘殺されたこと, クサギカメムシのアスパラガスへの寄生がみられたことなど, 新たな事例がみられた.
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