秋田県果樹試験場鹿角分場
1998 年 1998 巻 49 号 p. 76-81
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リンゴ心かび病菌は, 開花期に雌ずい等に侵入し, がく立ち後その内部で増殖し, 通導組織を経て心室内に到り, 心かび症状を引き起こすと考えられた。また, 一般にがく立ち (結実) 後では薬液のがく筒内部への浸透性が劣るため, 殺菌剤による心かび病防除が最も有効な時期は開花期中 (開花後-がく立ち前) であると考え, 薬剤の開花期散布の効果を検討した。その結果, 殺菌剤の多剤混合散布は心かび病発生率を低下させ, 高い防除効果があった。
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