繊維製品消費科学
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衣服の嗜好に関する統計的研究 (第4報)
―着装のクラスター分類と服装要因のイメージへの寄与―
上野 清一郎
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1980 年 21 巻 7 号 p. 301-307

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抄録

1975~76年の服装 (女性の上着とスカートの組合せ) につき, クラスター分析によってパターン分類を行ない, それらの各パターンから代表的な服装を1つずつえらび出した・そしてそれらの代表的な服装を, アイテム・カテゴリーで表現し, これと, その服装から受けたイメージを得点化したものとから, 数量化理論1類によって解析し, 各イメージに寄与する服装の, アイテム・カテゴリーを得ることができた.
それによると, 季節によって服装のイメージは明らかに異なることがわかる.このことは服装の要因ごとに, 各イメージへの寄与の度合の異なることによるものである.また解析によって得られたカテゴリーウエイトを用いることによって, 任意の服装がどのようなイメージを与えるかを, 推定することの可能性を見出した.

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© 社団法人 日本繊維製品消費科学会
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