埼玉大学工学部
長崎大学工学部
2005 年 34 巻 6 号 p. 747-752
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画像の輪郭抽出に多用されている動的輪郭モデルSnakesは,使用者による初期輪郭設定や初期パラメータ設定によって抽出精度が左右され,対象物が複雑な形状をもつ場合やその背景が複雑な画像特徴を示す場合にその抽出精度が低下するという問題点がある.本稿では,複数のSnakesに並行かつ協調的な輪郭推定を行わせ,目的の輪郭へ収束する可能性を高める分散協調型のSnakesを新たに提案し,実画像での輪郭抽出実験も含めて,その有効性の検証を行う.
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