画像電子学会年次大会予稿集
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Print ISSN : 2436-4371
2017年度 第45回画像電子学会年次大会 予稿集
セッションID: R2-2
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4K カメラ用フォーカスアシストの開発
―暗い場所でも高ノイズ耐性を実現―
*合志 清一
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録

2020 年の東京オリンピックでは、4K/8K による高解像度映像による放送と全世界への配信が予定されて いる。4K/8K は放送以外に医療分野への応用も検討されており、放送以外の多方面でも期待が高まっている。一方、 4K/8K 映像制作現場ではフォーカス合わせが課題となっている。民生 4K カメラでは、ビューファインダーの中心に 焦点を合わせるオートフォーカスが実装されている。しかし、プロフェッショナルユースのアナログカメラやハイビ ジョンカメラにはオートフォーカス機能が実装されていない。これは、画面内で特定の場所に対して徐々にフォーカ スを合わせることも演出の一環として多用されるためである。ハイビジョンカメラによる制作まではプロフェッショ ナルカメラマンの技量によりフォーカス合わせが行われてきた。しかし、4K/8K 等の高解像度カメラでは、小さな ビューファインダーでフォーカスを正確に合わせることが困難である。エッジを検出してビューファインダーにスー パーインポーズする手法も提案されているが、暗照明下で発生するノイズ耐澄w)€ォが低い。本報告では、非線形信号処理 を応用して高ノイズ耐性を有する手法を提案し、機器への実装例を示す。

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© 2017 一般社団法人 画像電子学会
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