主催: 日本粘土学会
共催: 資源・環境関連材料部会, 資源・素材学会, 資源地質学会, ゼオライト学会, 地盤工学会, 日本化学会, 日本火山学会, 日本鉱物科学会, 日本セラミックス協会, 日本第四紀学会, 日本地学教育学会, 日本地球化学会, 日本地質学会, 日本土壌肥料学会, 日本熱測定学会, 日本ペドロジー学会, 農業農村工学会, 岩手大学工学部
HASイオンはイモゴライトが生成する際の前駆体であり,ヒドロキシアルミニウムにモノケイ酸が縮合した陽イオン性のクラスターのようなものだと考えられている.従来HASイオンは陽イオン交換樹脂に定量的に捕捉されるものだと考えられてきており,HASイオンの組成を特定する際にも陽イオン交換樹脂が使用されてきたが本研究ではそのことを再検討し、さらにモンモリロナイトを用いたHASイオンの新しい定量方法を提案し、その結果を発表する.さらにHAS溶液のSi源,仕込みの濃度,溶液を調整してからの経過時間がHASイオンの組成に与える影響を調べた.