沖縄県農業研究センター
琉球大学農学部
2009 年 71 巻 3 号 p. 3_104-3_114
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
沖縄のサトウキビ株出し圃場の欠株率は25%以上になる場合もあり,減収を抑制するためには補植が必要であることが示された。機械収穫作業時の株の損傷には茎の倒伏方向が大きく影響する。特に向刈りを実施した場合の損傷率は萌芽数の35%以上,追刈り時の2倍以上になることが示された。補植作業は一般的に人力で行われているが,本研究では省力化を目的に小型トラクタ搭載型の補植機を開発した。本機はジャーガル,島尻マージ土壌の株出し栽培圃場で利用可能であり,作業能率は人力作業に比べて14%向上することが示された。
農業食料工学会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら