自動車技術会論文集
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研究論文
ヘッドアップディスプレイを想定した重畳表示における 情報の表示数と位置が安全運転に与える影響(第1 報)
―ヘッドアップディスプレイの視認性および運転操作について―
榎本 恵関根 道昭森田 和元田中 健次
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2016 年 47 巻 2 号 p. 515-521

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抄録

第1報ではヘッドアップディスプレイに表示される情報の量や位置がドライバーの認知に与える影響を調査した.どの位置でも正確に認知することができるが,正面付近に表示されたHUD刺激を認識しやすい.HUD上の情報を探索する時間は,表示数によって線形に増加し,探索中はアクセルペダル操作がおろそかになる傾向がある.

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© 2016 公益社団法人 自動車技術会
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