正または負のポアソン比を持つ流体飽和多孔質材の引張り試験

ティリワルディー アシムジャン; 倉茂 道夫; 今井 和郎

doi:10.11345/japannctam.54.0.152.0

第54回理論応用力学講演会　講演論文集

セッションID: 2G02

DOI https://doi.org/10.11345/japannctam.54.0.152.0

会議情報

主催: 日本学術会議　メカニクス・構造研究連絡委員会

共催: 応用物理学会, 化学工学会, 九州大学応用力学研究所, 土木学会, 日本応用数理学会, 日本風工学会, 日本機械学会, 日本気象学会, 日本計算工学会, 日本建築学会, 日本原子力学会, 日本航空宇宙学会, 日本地震工学会, 日本数学会, 日本造船学会, 日本物理学会, 日本流体力学会, 日本レオロジー学会, 農業土木学会

GS: 固体流体連成問題

正または負のポアソン比を持つ流体飽和多孔質材の引張り試験

*ティリワルディーアシムジャン, 倉茂道夫, 今井和郎

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抄録

負のポアソン比を持つ多孔質材の出現に伴い、そのような材料が流体で飽和した場合の力学的応答に注目が集まっている。これまでは、円柱状のサンプルにおける空隙流体の径方向の拡散の影響に注目してきた。本報告では、流体で飽和した多孔質弾性体の砂時計型試験片の引張り試験を、試験片表面がシールドされた場合について、理論解析し、空隙流体の軸方向の拡散による見かけの非線形応答について議論する。ポアソン比が、プラスの範囲からマイナスの範囲まで広く計算し、特に、負の場合の挙動について議論する。

責任著者(Corresponding author)

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