国立病院九州がんセンター頭頸科
九州がんセンター病理部
1999 年 45 巻 3 号 p. 211-214
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耳下腺深薬に発生した脂肪腫の1例を報告した。耳下腺深葉発生の腫瘍は浅葉発生の腫瘍に比べ触診、画像診断、細胞診などによる術前評価が困難なため、顔面神経の温存、術式決定の面からみても術中迅速病理検査活用の必要性が考えられた。手術療法を施行し、術後8カ月の時点にて顔面神経麻痺もほぼ改善し経過良好である。
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