コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
ソフトウェア発展特集
仮説論理プログラミングによる極小変更仕様の計算およびその応用
佐藤 健
著者情報
ジャーナル フリー

2000 年 18-0 巻 p. 109-121

詳細
抄録

ソフトウェア仕様は,環境の変化や仕様の誤りによって変更される。これらの変化や仕様の誤りは,現行のソフトウェア仕様の矛盾ととらえることができる。本論文は,一貫性制約およびホーン節からなる論理仕様の変更を行って矛盾が生じるときの回避方法について,以下を述べる。·矛盾を回避するための仕様を極小に変更させる手法の定式化·仮説論理プログラミングによる計算手法·本定式化による仕様変更の応用例—データベース仕様の変更—モジュール構成の仕様変更—BalzerのPollution Markerの追加/削除

著者関連情報
© 日本ソフトウェア科学会 2000
前の記事 次の記事
feedback
Top