大気環境学会誌
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鉱石「蕊藐丸」を用いた自動車燃費向上効果に関する研究
石井 猛峯 真司
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1998 年 33 巻 3 号 p. 193-195

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抄録

周知の如く, 日本は, 化石燃料である原油から精製されるガソリンの消費量が増加している。石油は, 主要資源の中でも可採年数が46年で最も少ないため消費量を抑制する必要がある。また, 自動車の保有車両台数も増加している。そして, ガソリンの燃焼から生ずる排出ガスが, 大気汚染を引き起こすことで深刻な環境問題になっている。著者等は, 高線量では, 人体などに様々な障害をもたらすことで有名であるが, 低線量では, 有益である伝利放射線に注目した。そこで, 低線量の電離放射線を放出する「鉱山から産出される岩石」である「蕊藐丸」を用いて内燃期間の燃焼効率を向上させるシートを作製した。このシートの使用により, ガソリン自動車の燃費向上効果と排出ガス中の一酸化炭素, 炭化水素および黒煙の浄化左様に良好な結果を得ることができた。

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