東京女子医科大学附属日本心臓血圧研究所循環器内科
1992 年 24 巻 Supplement5 号 p. 11-18
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本症例は難治性持続性心室頻拍を繰り返す拡張型心筋症の1例で,amiodaroneが著効を示しその後1年間はまったく症状を認めなかったにもかかわらず突然死した.Holter心電図および自覚症状では予測できなかったが,amiodarone投与下での電気生理学的検査(EPS)では心室頻拍の予防効果が認められなかったことから,amiodaroneの長期投与の効果の予測におけるEPSによる薬効評価の有用性を示唆するものと考えられた.
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