串間市民病院 内科 宮崎大学 内科学講座消化器血液学分野
串間市民病院 内科
宮崎大学 内科学講座消化器血液学分野
2008 年 50 巻 12 号 p. 3033-3039
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87歳,女性.上部消化管内視鏡検査にて2個の柿胃石を認めた.非常に硬く内視鏡的破砕が困難であり経過観察としたところ,胃前庭部に胃石が嵌頓,閉塞症状をきたした.コカ・コーラ(R)による溶解療法を施行したところ,翌日には嵌頓した胃石は軟化し,内視鏡的に嵌頓を解除できた.残りの胃石も翌々日には消失した.内視鏡的治療の困難な柿胃石に対してコーラによる溶解療法は非常に有効な治療法であると考えられた.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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