市立芦屋病院内科
2003 年 45 巻 10 号 p. 2086-2092
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2日前に大量の唐辛子ソースを飲用した51歳,男性.食事中に激しい口論になった夕食後,上胸部に痛みがあり嘔吐した.痛みは心窩部まで拡がり激痛となり,翌日当院に入院.内視鏡検査で上部食道に潰瘍があり,その肛側端より食道下端部まで続く巨大な粘膜下血腫を認めた.保存的治療により症状は軽快した.粘膜下血腫の破裂後,長い帯状の潰瘍が形成されたが,第21病日には治癒した,発症に香辛料の関与が推定された.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
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