藤森病院内科
藤森病院外科
信州大学第2内科
1999 年 41 巻 9 号 p. 2091-2096
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
症例は17歳,女性.平成8年9月3日心窩部痛を主訴に当院へ入院した.肝胆道系酵素と膵酵素の上昇があり,またUS, CT上著明な胆管拡張と軽度の膵腫大を認めた. ERCPでは膵胆管合流異常がみられ,拡張した共通管内には結石と思われる透亮像を認めた.分流手術の同意が得られず経過観察したところ,半年間に2度の急性膵炎発作を繰り返したため,内視鏡的に乳頭を拡張後,膵石を除去した.術後は膵炎発作はなく,経過良好である.
日本胃カメラ学会機関誌
日本内視鏡学会誌
日本内視鏡学会雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら