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急性片麻痺で発症した小児の脳梗塞の5例
小川 誠倉田 さつき水内 秀次古山 輝久金谷 誠久荒新 修岡藤 隆夫手納 寿世
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キーワード: 急性片麻痺, 小児, 脳梗塞
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1994 年 48 巻 11 号 p. 953-957

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抄録

1990年10月から1993年1月までの2年3ヵ月間に5例の特発性小児脳梗塞例を経験した. 年齢は9ヵ月から8歳, 全例男児で, 梗塞部位は中大脳動脈領域で両側1例, 一右側3例, 左側1例であった. 初発症状は突然の片麻痺で, 梗塞巣が両側と左側の2例は言語障害を合併した. 予後は良好で, 全例対症療法のみで改善し, 現在まで再発はみられていない.
診断は, 主にCTでおこなったが, 全例発症から24時間以後で, 早期診断ができなかった. そこで, 小児脳梗塞の診断について考察を行った

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© 一般社団法人国立医療学会
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