医療
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肺結核症の呼吸不全に関する研究(第3報)
―末梢血リンパ球サブセツトの検討―
柏木 秀雄森田 ゆり子高橋 好夫大久保 伊都子
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1989 年 43 巻 6 号 p. 641-646

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抄録

広汎な病巣例, 難治結核例では末梢血リンパ球の減少や, PPDの陰性を認め, 細胞性免疫能の低下を示唆する例がみられる. 肺結核症各時期の免疫能を知るため, 末梢血リンパ球サブセツトをモノクロナール法にて解析した.
活動期ではOKT4, T4/T8は減少し, T8はやや増加していたが, 非活動期にはこれらが改善した.
肺結核の治療後にはOT4, T4/T8は増加し, T8は微減した.
治療前にOKT4, T4/T8の減少を示す例では治療後の肺活量の増加が少なかつた.

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© 一般社団法人国立医療学会
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