水産庁養殖研究所
1994 年 42 巻 4 号 p. 541-546
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アコヤガイ三倍体の配偶子形成過程と成長を二倍体と比較した。三倍体の配偶子形成能力は, 二倍体よりも劣っていたが, 組織学的調査から三倍体は精子や成熟した卵母細胞を形成する事が明らかになった。また三倍体では雌雄同体個体が多く観察された。三倍体の殻高, 殻幅等の成長は生後12ヶ月時には二倍体よりも劣っていた。しかし, 生後21, 26ヶ月では, 三倍体の殻長, 殻幅, 軟体部重量が二倍体を上回った。
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