山形大学医学部第三内科
1981 年 24 巻 5 号 p. 547-551
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ラットで膵および胃腸摘出後にも膵グルカゴンに特異的な抗体と反応するグルカゴン活性が存在する.このグルカゴン活性物質が腎に由来するかどうか, 腎灌流実験と抽出実験を行った。膵のグルカゴン分泌刺激である20mMアルギニン, 10ngおよび100ngイソプロテレノールで腎を灌流して得た灌流液について30Kを用いてグルカゴンを測定したが, グルカゴンの増加は認められなかった.同様に腎抽出物についてのグルカゴン測定ではその存在を証明し得なかった。
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