筑波大学大学院人間総合科学研究科消化器病態学
東北大学大学院医学系研究科消化器外科学
2010 年 24 巻 1 号 p. 127-134
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要旨:胆石症は胆道専門医が遭遇する最も頻度の高い胆道疾患である.胆石症に関する本格的な疫学調査として日本胆道学会による1996年度および1997年度胆石全国調査報告がある.しかし,ここ最近10年間における胆石症の動向については,疫学調査が行われておらず詳細は不明である.本稿では胆石全国調査の報告をもとにわが国における胆管結石の疫学について概説し,さらに胆管結石の生成機序についてもこれまでの論文をもとに考察する.
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