(財)電力中央研究所
1999 年 8 巻 4 号 p. 45-55
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貿易における比較優位は,その国がもつ生産要素の割合が相対的に豊富か否かによって決まるというのが,へクシャ-・オリーンの命題である。レオンチェフは米国の輸出と輸入競争産業について資本・労働比率を計算し,その命題からの予想とは逆の結果を導いたことで,レオンチェフの逆説として知られてきた。この論文では,OECDの産業連関表を利用して,純輸出に体化される生産要素の含有量を測るという手法で,G5諸国の貿易パターンを検証する。
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