主催: 一般社団法人映像情報メディア学会
プロジェクションマッピングを用いた作品には,建築物に映像を投影するなどの多人数が同時に視聴可能なダイナミックなものが多く,人々に強い印象を与えるものとなっている.そのため,大人子供問わずプロジェクションマッピングへの関心が高まってきている.しかし,多くの人,特に子供にとってその制作は容易ではない.そこで本研究では,子供向けのプロジェクションマッピング制作フレームワークを構築する.フレームワークは,投映対象としての立体カード,スマートフォンと虫眼鏡を用いたプロジェクタ,スマートフォンで自動生成するアニメーションの3要素で構成する.また,特別な機器を使用しない,子供が家庭でも制作可能な設計とする.