大阪大学基礎工学部
大阪大学基礎工学部 帝人 (株)
1990 年 3 巻 10 号 p. 318-325
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従来の超音波画像診断装置は走査式映像法を利用しているので, 異なった方向の情報を同時に計測することができない.本論文では, 超音波を扇状に広くパルス送波し, 対象物からの反射波を振動子アレイで受波することにより断層像を画像化する同時計測式映像法が提案されている.また, 簡単な装置による実験結果は散在する点反射体が映像化できることを示している.さらに, コンピュータシミュレーションによって, 本手法の実用化に直結する複雑な反射係数分布をもつ断面の計測に必要な技術を考案している.
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