1993 年 44 巻 2 号 p. 159-166
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鎮痙剤を用いる胃X線検査では尿閉, 動悸, 散瞳などの副作用が起こり, 高齢者や心疾患, 喘息などの患者の検査の際は苦慮することが多い。そこで胃運動と胃液分泌の抑制を目的とする鎮痙剤筋注使用の代わりに布薬甘草湯エキス剤を用い, 胃X線検査を行い, そのX線写真の画質を調べ, その診断能を検討した。そして, 日常臨床でこの方法が帯有用であることがわかったので報告する。
日本東洋醫學會誌
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