てんかん研究
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難治てんかんに対するロフラゼプ酸エチルの効果
村上 暢子浅野 孝荻野 竜也小林 勝弘大塚 頌子岡 暎次
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2000 年 18 巻 2 号 p. 133-139

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抄録

小児期発症の難治てんかん患者41例にロフラゼプ酸エチル (LOF) を追加使用して、その効果を検討した。1) 使用開始1ヵ月の時点の有効率は60.9%であったが、3ヵ月以上継続後には34.1%に低下した。2) てんかん類型では症候性全般てんかん、発作型では強直発作に有効な傾向がみとめられた。3) 脳波上、広汎性てんかん発射に対して有効な傾向をみとめた。4) 各症例における最大使用量とその時の血中濃度にはR=0.691で有意な相関をみとめた。5) 副作用は20例 (48.8%) にみとめられたが、軽度であった。

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© 日本てんかん学会
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