東京慈恵会医科大学アイソトープ実験施設
東京医科歯科大学アイソトープセンター
2002 年 51 巻 7 号 p. 251-255
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空気中の低エネルギーβ放出体を効果的に測定できる霧状シンチレータを開発した。霧状シンチレータは液体シンチレータを超音波発生装置にかけることにより発生させる。実用上十分な計数効率を得るためには, 通常の液体シンチレータに比べて第一蛍光体を高濃度にする必要がある。本法を用いると空気中放射能濃度を直接測定できるので, 試料調製の煩わしさを解消できる。トリチウムに対して, 10分測定でおよそ1.5×10-3Bq/mLの検出限界が得られる。
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