RADIOISOTOPES
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ガストリンのradioimmunoassayに関する検討
松岡 徹福地 稔木戸 亮永井 清保熊原 雄一
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1975 年 24 巻 1 号 p. 19-24

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抄録

ガストリンのradioimmunoassayキットにつき, その基礎的検討をおこない, あわせてその臨床応用の有用性について考察を加えた。本法が測定感度・回収率・再現性・特異性など測定法としての条件を十分満足しうるものであり, 従って十分その臨床応用が可能であることを確かめた。本法の臨床応用では, 健常人の空腹時血中ガストリン値は72~117pg/ml (平均94.1±16.5pg/ml) であり, 萎縮性胃炎患者では対照に比して高値を示す成績が得られたが, 胃・十二指腸潰瘍患者では健常人との間に有意の差は認められなかった。また胃切除後の症例では健常人に比して低値を示す傾向にあった。

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