Sephadex columnを用いたdirect saturation analysis (Trilute法)
操作法・薬剤干渉の基礎検討と臨床応用
1975 年 24 巻 11 号 p. 759-762
詳細
1975 年 24 巻 11 号 p. 759-762
Sephadex columnを用いたdirect saturation analysis (Trilute) 法の検討を行なった結果, 変動係数 (assay内2.5%, 正常値48±7.1%, 甲状腺機能亢進症で73±9.8%, 低下症で28±3.6%で, Triosorb testとの相関係数0.88であった。大量のdiphenylhydantoin (DPH) , salicylateのin vitro添加血清は高値を示した。
以上, Trilute法は, 甲状腺機能検査として有用であると考えられる。
