京都教育大学 [日本]
2013 年 54 巻 3-4 号 p. 135-144
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中等教育における平面幾何の教育内容は,生徒の多様な考えや証明方法を引き出し,検証することのできるものであることが望ましい。生徒が実際に折り紙を用いて作業するオリガミクスの活用は,証明の妥当性を検証したり,多様な考えを引き出すための試行錯誤を可能とするものである。本稿では,中等教育段階の平面幾何教育の内容とオリガミクスの内容を検討・照合し,オリガミクスを活用した系統的な平面幾何の教育内容を提案することを目的とする。
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