京都大学大学院 工学研究科 社会基盤工学専攻 インフラ先端技術産学共同講座
国立研究開発法人 物質・材料研究機構 構造材料研究拠点 解析・評価分野 耐食材料グループ
2022 年 71 巻 10 号 p. 284-287
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促進中性化試験実施時のCO2分圧とモルタル供試体の乾燥状態が中性化の進行に及ぼす影響を検討した．その結果，初期養生後の供試体の乾燥による質量変化量が大きく，かつ促進中性化試験中のCO2分圧が高いほど，中性化が進行した．加えて，促進中性化試験終了後，14日間の高酸素腐食促進試験を実施し，中性化深さがかぶりと同程度の場合，モルタル中の鋼材が腐食していることを確認した．
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