日本原子力研究所高温工学部
1993 年 7 巻 4 号 p. 259-265
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感温液晶は、 温度に応じて美しく鮮やかな色彩を呈する. これを物体に塗布したり液体中に懸濁させると、 熱と流れの挙動が、 リアルタイムでカラー映像として直接観察できるようになる. 熱流動現象の理解・把握が直感的に容易になる. この技法は、 使い方が易しく、 安価であり、 最近、 熱流動現象の研究によく用いられるようになってきた. ここでは、 感温液晶の種類、 マイクロカプセル化液晶の光学的特性、 定量的可視化計測に焦点を置いて展望解説する.
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