マイコトキシン
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シンポジウム
Commission Decision 2002/657/EC による分析法の妥当性評価
藤田 和弘
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キーワード: 妥当性評価, MRL, MRPL, 質量分析計
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2009 年 59 巻 2 号 p. 113-118

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抄録

分析法の妥当性評価のガイドラインとしては,AOAC International(AOAC)のOfficial Methods of Analysis(OMA)が代表的な例として挙げられるが,EU では,エビなどから禁止薬物が検出されたことから,動物及び動物由来製品中の有害物質を監視するため,分析法のパフォーマンス(性能)についての基準を定めるに至った.それが,Commission Decision2002/657/EC である.ここで述べられている評価法は,マイコトキシンの汚染が懸念される穀類を対象とはしていないが,近年,多用されている質量分析計による測定法について特徴的な記載があるので,それを中心に解説する.

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© 2009 日本マイコトキシン学会
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