久留米大学医学部皮膚科教室
1987 年 49 巻 4 号 p. 678-682
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
Angioleiomyomaは有痛性皮下結節として知られ, 自発痛, 圧痛, 放散痛のなんらかの疼痛を伴うのが通例とされているが, 一部では必ずしも疼痛を伴わないものもある。今日まで神経細胞, 神経線維, 髄鞘に対するあらゆる特殊染色を行つても, 腫瘍内にその存在を明確にすることは困難であつた。われわれは過去10年間に経験した12症例にS100蛋白の特殊染色を施行して疼痛と神経分布との関係を追求した。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら