社団法人 土木学会 東京大学大学院 土木工学専攻
社団法人 土木学会 東京大学 工学部土木工学科
1992 年 1992 巻 441 号 p. 199-202
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歩道橋が歩行荷重の動的な作用によって, 水平横方向に振動することがある. その現象を, 人間の歩行に対して2足剛体モデルを導入して検討している. このモデルによって計算された歩行に伴う水平横方向踏力は, 実測値と整合的であること, この現象が生じている実橋を例にとって橋桁-人間系の応答解析を行い, 実橋での振幅に近い値を得ている. さらに, この結果をもとに, 歩道橋の水平励振のメカニズムについて考察を加えている.
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