愛知県がんセンター研究所・遺伝子医療研究部
2008 年 97 巻 7 号 p. 1524-1530
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悪性リンパ腫のうち,特にB細胞性リンパ腫では染色体転座が病型の形成に重要な役割を担っている.しかし,染色体転座だけでは腫瘍化せず,他のゲノム異常や微小環境が特定のリンパ腫発症に重要な役割を担っている.各病型には特徴的な染色体転座以外に,特徴的なゲノムコピー数異常領域が関与するということがアレイCGHによる網羅的解析により明らかになってきた.
日本内科学会会誌
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