金沢医科大学消化器機能治療学
2006 年 95 巻 1 号 p. 15-21
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アルコール性肝障害は長期にわたる過剰の飲酒によって惹起される肝障害で, その発現はアルコールないしその代謝産物の直接的障害作用によっており, 性差や遺伝的素因, 栄養因子などが副次的な役割を果たすと考えられている. 日本におけるアルコール消費量はすでにプラトーに達していると推定されるが, 1日平均エタノール120gを摂取する大酒家は240万人にものぼると試算されており, 種々の臓器障害に加えてアルコール依存症対策も求められている.
日本内科学会会誌
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