日本内科学会雑誌
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3.骨密度の測定
福永 仁夫曽根 照喜
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2005 年 94 巻 4 号 p. 670-674

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抄録

骨強度は,骨硬度(骨密度)と骨質の統合を反映するが,骨密度は骨折の主たる予知因子である.そのため,骨密度の測定は,骨粗鬆症の診断,経過観察や治療効果の評価に用いられる.現在,種々の骨密度測定法が骨粗鬆症の臨床に応用されているが,使用に際してはそれらの特徴を熟知する必要がある.また,正確な測定を行うためには, quality controlとquality assuranceに留意する.本稿では,骨粗鬆症の臨床において必要な骨密度測定の基礎的な知識と応用の実際について概説した.

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