獨協医科大学小児科
2003 年 92 巻 5 号 p. 790-798
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
小児の水電解質代謝の調節機構は基本的には成人と同様であるが,小児期には(1)体内水分量・分布や体水分のturn overが年齢により変化する, (2)口渇感がうまく表現できない, (3)体水分を喪失しやすく脱水症になりやすい, (4)未熟児・新生児では体液の調節器宮である腎が未発達である,などの成人と異なる特徴がある.本稿では,日常診療でよく遭遇する疾患および重要な疾患を中心に,小児の水・電解質異常の特徴と管理について述べた.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら