名古屋市立大学医学部第二内科
1993 年 82 巻 4 号 p. 582-583
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27歳,未婚女性が母娘発症の全身性エリテマトーデスの寛解中に視野異常と下垂体前葉機能低下を契機に下垂体線腫が疑われた.手術標本から組織学的には自己免疫性下垂体炎と診断された.自己免疫性下垂体炎はまれな自己免疫性内分泌疾患であり,しばしば他の臓器特異的自己免疫疾患の合併,各腫自己抗体陽性を示すが,膠原病との合併はこれまでに報告されていない.
日本内科学会会誌
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