富山医科薬科大学/国立療養所刀根山病院
1992 年 81 巻 6 号 p. 830-834
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抗アレルギー薬がわが国において気管支喘息に頻用されている.アレルギー反応をひきおこすメディエーターの遊離を抑制し,その作用に拮抗するという作用があり,理論的には興味のある薬物であるが,漠然と使用しても予期した効果は期待できない.適応の選択が大切であり,使用する時期にも十分な配慮が必要である.各種の喘息薬の中における抗アレルギー薬の立場を考えて活用するべきである.
日本内科学会会誌
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