国立循環器病研究センター脳血管内科
2014 年 103 巻 8 号 p. 1791-1797
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日本人の平均寿命は年々上昇し,それに伴い脳卒中を発症する高齢者が増加している.高齢者は発熱,てんかんや認知症などの合併症,種々の内服薬の相互作用により,意識障害や様々な神経症状を呈するため,脳卒中の診断が困難な場合が少なくない.また,多発性動脈硬化性疾患や悪性腫瘍の合併している場合の血栓溶解療法をはじめとする抗血栓療法中の出血性合併症や,降圧療法の際の脳虚血病態の惹起には十分注意する必要がある.
日本内科学会会誌
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