東北大学病院心療内科 東北大学大学院医学系研究科行動医学
2013 年 102 巻 1 号 p. 105-109
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Rome IVが取り上げる機能性消化管障害(FGIDs)の研究と診療は,消化器内科学,消化管生理学,心身医学,脳科学,微生物学が融合した新たな領域へと成長を続けている.既にRome IV委員会が発足し,日本からも委員を供出する.Rome委員会による国際診断基準統一は,なかなかまとまらなかったFGIDsの研究と診療のベクトルをはっきりとした方向に束ね,大きなエネルギーにした.FGIDsでなされた進歩は他の領域にも応用可能である.
日本内科学会会誌
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