主催: 日本デジタル教科書学会
後援: 新潟県教育委員会, 新潟市教育委員会, BSN新潟放送, 新潟日報社
会議名: 日本デジタル教科書学会2014年度年次大会(新潟)
回次: 3
開催地: 新潟日報メディアシップ、新潟大学教育学部 附属新潟小学校
開催日: 2014/08/16 - 2014/08/17
「デジタル教科書」は、情報技術により、情報端末、ネットワーク、コンテンツ等の機能を備えており、情報を受容する道具かつ情報を表現・伝達する道具としての情報メディアである。その情報を伝達する主体者は誰かという視点は重要である。単なる知識の通達の道具に貶められるべきではないからである。また、本来、情報とは、価値概念であり、単に伝達できるものではない。伝達された情報を受容するには、その意義・意味の理解が不可欠である。このような観点からいえば、「デジタル教科書」に求められるべきものは、教師と子どもたちとが情報を共有・共感するメディアとしての役割である。そのためには、教師と子どもたちが共に学ぶことができる統合的なメディアと実践のコミュニティが必要である。