(独)農研機構・中央農業研究センター・北陸研究センター
(独)農研機構・東北農業センター
2014 年 49 巻 p. 45-47
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オオムギ18品種を用いて,積雪前と消雪後の非構造性炭水化物(NSC)の蓄積と耐雪性の関係における品種間差異について検討した.寒冷地育成品種は,暖地・温暖地育成品種にくらべて葉身部のNSC量やNSC含有率が高い傾向にあった.また,葉身部のNSC量やNSC含有率と消雪後の残葉数との間には高い相関があり,NSCの蓄積と耐雪性の関係が示された.乾物重は消雪後の残葉数と相関がなく,耐雪性の指標とはなりにくいと考えられた.
日本作物学会北陸支部会報
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