京都府農林水産技術センター農林センター
京都府庁
2021 年 66 巻 p. 39-46
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京都府の特産である丹波黒ダイズについては,近年,収穫期に達しても莢が熟色になるが茎葉が緑色を維持し,茎葉の成熟が遅延している青立ち株の発生がみられる.そこで,R7期以後の摘葉や断根処理の青立ちの抑制効果および収量と子実品質への影響を検討した.本研究で実施した摘葉や断根処理によって,年次によっては青立ち程度が抑制された.摘葉処理で,くず粒が減少する傾向や,しわ粒が多くなる傾向が見られる場合があり,R7~R8期間における株内水分とソースの減少が子実品質に影響する可能性が考えられた.
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