国立療養所近畿中央病院内科
1991 年 13 巻 SUPPL 号 p. 145-147
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当院にてPDTを受けた0, I期肺門部肺癌37例, 39病巣中, 22例がCRを得た。治療前の内視鏡所見, 腫瘍長径, 末梢確認, 腫瘍局在, 胸部レ線所見の5因子における多変量解析では, 腫瘍長径2cm未満が有意にCRに寄与する因子であった。同様に末梢確認不能が有意に再発に寄与していた。進行例に対しては手術, 化学療法, 放射線療法との併用における有用性が, 将来的にはより有効な腫瘍親和性物質, レーザー装置の開発が期待される。
日本気管支研究会会報
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